前回ブログの①からの続きです。
アトピーの治癒には複合的な取り組みが必要です。つまり食事(腸内環境)や運動、そして悪化した症状や社会的な問題へのストレスなど心の安定も関わりますので、それらの改善が必要です。
また、前回も書きましたが、子どもの頃から長年病気をされている方は、「病気の自分」としての思考が、無意識に根付いている方もおられると思います。
そこでヨーギニ―(ヨーガをやる女性)として、また病気の元当時者として、ヨーガがお役に立てる要素はかなり広範囲に渡ると思っていますので、ちょっとずつ説明していきます。
①食事(腸内環境)
食事、つまり腸内環境とアトピー含むアレルギーや免疫系との関係は、近年盛んに研究が進んでいるようで、100兆個超ともいわれる腸内細菌のバランス、つまり「腸内フローラ」が、その人の体調や性格にまで影響を及ぼすといわれていますね。
ヨーガでは、人の口に入るものまでは管理できませんが、腹横筋や腹斜筋へのアプローチにより、腸への直接的な刺激に加え、筋肉から腸の位置を整える事や、血流を促し栄養を送ることなどで、腸内環境に良い影響をもたらすことが出来ます。便秘にも良いですしね。また、深い呼吸そのものが横隔膜と腹横筋を大きく動かし、腸への刺激になりますので、ヨーガ(深い呼吸)=腸を刺激すること、としても良いのではないでしょうか。
またヨーガをちょっと長く続けていると・・・ストレスに対し、刺激物で補おうとする欲求が減るということもあります。刺激物、つまり甘くて美味しいものだったり、アルコールだったり、楽しく食べる分には勿論!!すばらしいものですが笑、いわゆる「ストレス食い」のような過ぎたるはやはり、腸内フローラのお花畑にはちょっと毒だったりします。
②運動
運動・・・アトピー、アレルギーのみならず、どのような心身のトラブルにおいても、運動の有用性は説明不要なほど重要視されていますが、ヨーガにおける運動の利点は、やはり多種多様な動き、にあると思います。骨格や筋肉の正しいバランスは神経系やホルモン、内臓環境にとっても大切ですね。
また、ちょっと変わったところでは「視点の変化」も特性ですね。子どもの頃ならまだしも、大人になれば生活の中で立つ、座る、寝るといったサイクルでの「視点の固定化」がどんどんと進みます。ヨーガでは日常ではあり得ない!視点から見ることが出来ますが、これはある種の物事をみる判断基準、「観点」としての「視点」の広がりにも非常に良い効果を与え、心の環境にも良いのでは、と個人的には思います。
次回③、に続きます。
(症状のストレス、社会的ストレスや幼少期からの思考の癖などにヨーガがアプローチ出来ることとは、について書こうかな?と思います。)
朱音
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