瞑想の不思議な話。

最終更新: 2018年9月27日

 近年は日本でも「瞑想」というものが、自然に受け入れられつつあると思います。アメリカに端を発した「マインドフルネス」の余波もあると思いますが、そもそも瞑想はインドのインダス文明期に起源を持つとも言われ(モヘンジョダロ遺跡から、ヨーガ行者?シヴァ神?が瞑想する印章が発見されたことによります。しかし歴史的経緯に割と無頓着な古代インド故に、真実は全くもって定かではありません!)歴史的に長らくはヨーガ=瞑想とされてきました。

 

 現在多くの人がイメージする動きのあるヨーガ・スタイルは、ほとんど全て「ハタ・ヨーガ」から派生していますが、これらは恐らく12~13世紀ごろに広がり、現代の形に整えられたのは19~20世紀前後ですので、瞑想のヨーガの時代の方が、ずっと長かったといえます。

事実、ゴータマ・シッダールタ(ブッダ/お釈迦様)の時代(紀元前5世紀前後)には多くの瞑想の実践者がおり、ブッダも瞑想=ヨーガ実践者であるといえますね。


 瞑想は、非常に簡単で、お手軽で、得体が知れません。アーサナ(ポーズ)での肉体的変化が目に見えて分かるのに比べ、瞑想での変化はいわゆる「気づき」という個人的な発見によります。

極めて個人的な体験であり、曖昧なものにも関わらず、世界中に愛好者が溢れている理由は、何かしらの効果・効能を実感している方が多くいる・・・と推察できます。


 私自身も瞑想をしていますが、その都度、面白い発見をしています。是非ご自分で見つけて欲しいと思います。その個人的な経験の中から一つのエピソードを紹介します。


この手の輪っかは智慧の印、「ジュニャーナ・ムドラー」または「チン・ムドラー」などといいます。

 ヨーガを行っていれば、瞑想はいつしか出会うものですが、当時の私はあまり乗り気ではありませんでした。ヨーガの八段階(八支則/アシュタンガ・ヨーガ)という、ヨーガの深まりの道筋を段階的に示した教義がありますが、瞑想(「ディヤーナ」と言います。)はその中の7段階目!という事で、まだまだ自分には他の段階にやる事があるだろう?としばしの間、保留にして密かに温めていたのです笑(ちなみにアーサナ(ポーズの練習)は3段階目です。)


しかし、ヨーガをやっていくうちに、まあ、そんな厳密に考えずともいいじゃないか♪と角が取れてきて汗、少しずつやり始めました。

毎朝、数分から数十分の時間のある中で、ただ「今」起きている事ー例えば椅子やベッドにかかる身体の重みや、身体の刺激や、呼吸の出し入れの鼻やお腹の感覚を感じていくだけですが、必ずどうでもいい今日の予定とか、昨日のあーだこーだとか、あの時のあれそれだとか、雑念が沸いてきます

その事にきづいたら、あ~どーでもいいこと考えちゃってるな~と、その事も実感しつつ、再び「今」起きている事に戻って集中する、その繰り返しです。それだけです。 


「果たして・・・これに意味があるのか?」などと深く考えずに日課にしていくと、何となくその時間が愛おしくも感じられます。


 そんなある日の冬の朝、道を歩いていました。

とても寒い日でしたが空は青く晴れ、人通りの少ない裏通りを歩いていると、

突然、優しい向かい風がサーッと前から吹いてきて、顔に当たり後ろに流れていきました。


その時、まるで世界がパノラマのように感じ、ああ、思考もこんな風にして過ぎ去ってもいいんだ~~!と、まるで憑き物が落ちたように軽く感じました。

そうすると今までの自分は、かなりの小さな思考も全て「ダウンロード」していたのだ、そのためにNow Lording...の時間が取られたり、時にはクラッシュしてしまったのだ。要らない思考はクラウドに預けよう。と感覚的に気づいたのです。

(※クラウドとは本来は「雲」を意味し、パソコン本体に保存する方法では無く、ネット上のとあるサービスに預けておいて必要な時に取り出す、というサービスの形式です、たぶんおそらく。)


 また、「思考」というものは、家族や学校などの周りの環境に合わせて自己流に作り上げてきましたが、今までに誰にもその方法を教わったことが無いのにも気づきました。

ですから、感じる事、考える事はあまりにオリジナルで、誰一人同じではない、という当たり前のことにも、しみじみと実感したのです。


 まるで脳みそが二つあるかのように、今までの考え方と、今気づいた事とが客観的に並べられ、思考を他に預けてしまうと、こんなに軽いものなのかしら?と驚きました。

文字にすると全然大したことでは無さそうですが笑 実感する、体感する、というのはまたちょっと違うものです。「逆上がり」のハウトゥー本を見ているのと、実際に足を蹴り上げ、一回りをして鉄棒の上から見える逆さまの景色は違いますよね。そんな、感じです。


 誰もが同じ経験をされるとは思いません。それぞれオリジナルの発見があるかと思いますし、ちょっとした気づきでも良いのです。コツは特に何もありませんが、先ずは真剣に、夢中にならずに気軽ににやるのが良いです。その方が日常に溶け込ませやすいです。

また、瞑想の方法にも、上記の方法以外にもいくらかの種類がありますので、ご自分の気に入ったものを続けられると良いと思います。(後日紹介できたらします。)


大宮YOGAふりこでは、不定期ですが呼吸・瞑想コース(60分2,000円)を行っています。詳しい期日は「コース紹介」下記の月間のスケジュールを確認するか、お問い合わせください。


ちょっと気になった方は、行ってみてはいかがでしょうか?


大宮YOGAふりこ

朱音


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