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身体で遊ぶこと(未知との再遭遇!)

 久々の更新になってしまいました(^^;  台風や雨の日が多かったと思いきや、あっという間に夏から冬になってしまいそうですね。秋晴れの日が貴重で、そんな晴れやかな青空の日は、それだけでとても嬉しい気分になります。


 ところで先日、日本では知る人ぞ知る??ジェイコブ・コリアーさんの来日ライブに行ってきました。

 彼の音楽性は、あまりにも多才過ぎて一言では語れませんが、歌は多重録音による一人合唱団をしながら、ギター、ピアノ、ドラムスなどあらゆる楽器を一人で駆使し、ジャズやポップス、ユーロビートに至るまで、音と名の付くものなら、何でも楽しんでしまう、ジャンルレスな所が魅力です。初めて生で体感してきましたが、なんと!観客自身も「楽器」になってしまいました!彼の指揮により、観客がグループ毎に声を出していくと、そこにハーモニーとリズムが生まれ、会場全体が「音楽」を奏でるという・・・これには新鮮な驚きがありました!インタラクティブな、新しい形のライブの楽しみ方を感じましたが、同時にこの感覚は・・・子どもの頃、音をただ純粋に遊んでいた時の新鮮さのような、とても懐かしい感覚も覚えたのです。


※ジェイコブ・コリアーさんのライブ、一人で何役もこなす天才型です!


ジェイコブさんのライブの後、とても新鮮で温かい幸福感に包まれていたのですが、ああ、ヨーガの持つ魅力の一つにも、同じことが言えるなあ~と、とても良い刺激をもらいました。ヨーガにとってもこの「子どもの感覚」はとても大事な要素だと思うのです。


ヨーガは、日常ではとても行わないような、身体の捩じり方や反らし方など、とても不思議な動きを色々とします。

これは幼少期に感じた、本能的な身体を動かす喜びや、未知なるものへの探求心、そしてそこからの発見の喜びの追体験ともいえます。日常生活の延長を超えて、身体で遊ぶこと。


普段の生活で使う心身は、日常生活で見える世界の範囲しか要求をしません。大人になると心身操作は単純化され、今見える世界以上の世界は見えなくなります。心身に「遊び」の要素が無くなっていくのです。


しかし、私たち中年(失礼!)にも、実は今感じている能力それ以上の力がささやかながら残っていて、そこを突破する経験。それは素晴らしい喜びです。子供は常にそこに直面し続けています。ある時期から完成されたと思っていた心身の未知の発見(それは恐らく子どもの頃にした動きの再発見かもしれませんが)、その本能的な喜びを思い起こさせるのです。


そういった「遊び」の延長に、ヨーガのもう一つの要素である「健康になってしまう」という結果があります。むしろ心身の可能性を楽しんでいるからこそ、より健康的になるのだと思います。


朱音


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