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アトピー記事についてヨーギニーの立場から①

更新日:2018年7月16日

先日、ニュース記事を見ていたら、東洋経済オンラインでこんな記事を見つけました。

アトピーで地獄を見た女子の「爽快な生き様」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180612-00223458-toyo-soci


 アトピーについて一般向けに書かれる記事自体がとても珍しく、記事内の女性の葛藤と挑戦に共感をせずにはおれませんが、更に読者のコメントを読みますと大変な反響で、実に赤裸々に、切実な問題としての体験談が書かれていました。


私自身も10歳でステロイドのお世話になってからのコントロール不全、脱ステロイド、リバウンドなどなど一通り経験していますので、この病気の心身の「内」と「外」に与える影響がいかに大きいかは十二分に理解しているつもりです。

しかしそれにしても個々の体験談があまりにも多種多様で、まさに「奇妙な」(「アトピー」の語源の由来はギリシャ語のアトポス(奇妙なという意味)から)病気と言えます。


長期のアトピー患者は、それこそステロイドの標準治療に始まり、鍼、漢方、食事療法、温泉療法、果てはスピリチュアルの領域まで、治すためにジプシーの如く渡り歩いている方が多いと思います。本当に大変な苦労です。


 そこで私としてはヨーギニ―(ヨーガをやる女性)として、また元当事者として、アトピーに対しヨーガが出来ること(と個人的に実感したこと)について書いてみようと思います。


 こんな事を言うと変なのですが、アトピーの方は非常にヨーガに向いていると思います。

それは常に「内(心)」と「外(皮膚や対外環境)」という問題を長期に探求している方が多く、古典的ヨーガで重要視される「アシュタンガ・ヨーガ(ヨーガの八段階)」というヨーガの深まりのステップにおいて、既に大変な修業をされている方が多いのです。(「苦行=タパス」も古典ヨーガにおいて重要視されています。アシュタンガ・ヨーガについては後日書きたいと思います。)


 アトピーにおいて重要なのは規則正しい生活・・・つまり食事(腸内環境)、運動、そしてストレスへの対応ですが、症状の悪化の中で集中することが難しい中で、このバランスをとる事自体が大変な修業ですね。

また、子供の頃から病気をされていると、大きな傷を抱えている方も多いと思います。


次回に続きます。

朱音


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#アトピー

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