前回からの続きです。
もう一つは胸の白いスポットの中にある「心」の中の女の子のイメージです。
(イマジナリーフレンドに似ているかも知れません。)
ちょっと意地悪そうなおかっぱのちびまる子ちゃんのような、ルミネのキャラクター「ルミ姉」のような、
薄目をあけてニヤッと微笑んでいる、赤茶色のタートルネックを着た女の子です。
スポットの中に女の子がいて、
自分の心に噓をついて苦しいのに笑っている時などに
白く丸いスポットが大きくなって、中の女の子が「フッ」と笑い、斜め横を向いています。それがとても「分かっていて」怖いのです。
その後、随分と経ってから(ヨーガを始めてからですが)
「如来蔵思想」という言葉を知りました。
先生と話をして、「ふーん」と聞いていました。
しかし、夜になってお風呂に入ってあっ!
と気づきました。
私の胸の中にいた「女の子」の顔が
まるで「如来蔵」の子供用(子供版)のように感じたのです。
おかっぱ頭は螺髪のようで、
赤茶色のタートルネックは、如来の首の弛みのよう、
細く薄目を開けて微笑んだ目は
「半眼」にそっくりな事に気づきました。
特に半眼に気づいた時は、信じられない気持ちでした。
だって、その女の子は、
誰も知らない苦しみの時にだけに現れて
「私は分かってるよ」と薄目で微笑んで出てくる役なのですから!
私はこの子の存在が意地悪そうで、ずっと怖かったのですが、
「如来蔵」を知って、全く違う存在なのかもしれないと初めて気づいたのです。
ヨーガを始めて何年も経った頃でした。
如来と女の子が何でこんなに似ているんだろう!?
人間の中には何か共通の、同じようなものを感じる力があるのでしょうか??
次回に続きます。
野石朱音
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